MIRAIダブテールジグは蟻接ぎ加工が容易にできるジグです。
|
|
|
MIRAIダブテールジグはルーターやトリマーを使って通し蟻接ぎを加工するジグです。通し蟻接ぎとは図のように両方の板の木口(こぐち)が見える蟻接ぎを言います。引出し製作などに見られる包み蟻接ぎとは異なる接ぎ手です。
MIRAIダブテールジグで加工した蟻接ぎは角が丸くなっています。(○印で示した部分) |
|
蟻接ぎを加工するジグはすでに様々な製品が市販されています。従来のジグには2つの共通点があります。
その1つは蟻接ぎの噛み合わせ具合を微妙に調節する必要があることです。この調節はジグ上の型板を動かすため、実際に端材板をテストカットしながら何度か行なうものです。
2つ目は図のようにテールボードを加工するのに蟻溝ビットを使い、ピンボードを加工するにはストレートビットを使用します。そのため2種類のビット交換と深さ設定が必要になります。(ジグによっては専用のビットが必要になります。) |
MIRAIダブテールジグはこれら2つの点を解消した他に類をみない独創的なジグです。
端材板を使うテストカットなどの調節が一切不要で、スパイラルビット(又はストレートビット)1本で蟻接ぎを完成することができます。したがってビット交換の必要がなく、深さ設定も一度だけです。これら2点は実作業において大変大きな利点になります。
このほかにも加工作業中、相手板の寸法を測ったり、位置決めの鉛筆線を引いたりする作業も一切ありません。
MIRAIダブテールジグは世界でもっとも簡単に蟻接ぎ加工ができるジグといっても過言ではありません。加工できる板の厚みは12mm〜25mmで、板の幅は最大470mmです。
(特許出願中) |
|
|
|
MIRAIダブテールジグは刃径1/4インチのスパイラルビット(またはストレートビット)と外径3/8インチのテンプレートガイドをルーターに取付けて使います。(MIRAIのフレームジグをお使いの方はこのスパイラルビットとテンプレートガイドをすでにお持ちなのでそれをそのままお使いになれます。)
※ビット及びテンプレートガイドは付属していません。
<テンプレートガイド/コレット/ルータービットの対応表>
|
【その他の特長】
|
|
この図は従来のジグで製作できる作品の大きさを示しています。
ほとんどのジグは材料板を縦にした状態で加工します。したがって、床からジグまでの高さが作品の最大寸法になります。図中の箱がそれを示しています。 |
MIRAIダブテールジグでは材料板のうち、テールボードを図のように作業台の上に寝かせて加工するため、長さの制約を受けません。
|
|
|
|
MIRAIダブテールジグではイラストのような作業台より背の高い家具やワイドな家具の製作が可能になります。 |
|
|
|
|
|